ビジョン心理学とは?

ビジョン心理学とは、1970年代にチャック・スペザーノ博士(米国・心理学者)により作られた心理学です。大きな特徴は、心理学とスピリチュアリティの統合による実践的かつ療法的な心理学であることです。
現在は、Friends Helping Friends(友達を助ける友達)というコンセプトの元、世界中で学ばれ、多くの方を癒やしています。
ビジョン心理学の目的は幸せになることで、「過去に何があっても関係なく、どんな境遇で育っても、今どのような状態でも、誰もが幸せになれる」と考えています。
それはビジネス、人間関係、家族、お金、セクシャリティ、健康などのあらゆる分野で可能です。
ビジョン心理学はどのような方が学んでいるか?
ビジョン心理学は年齢や性別を問わず、多種多様な方が学んでいらっしゃいます。
例えば、私のセッションやセミナーには下記のような方達がいらっしゃいます。
- 経営者の方
- トップセールスの方
- 医師
- 弁護士
- 税理士
- 行政書士
- 大企業の方
- 会社員
また、皆さんがビジョン心理学を学ぶ主な目的はこちらです。
- ビジネスの幸せな成功
- より良好な夫婦関係、人間関係
- 幸せな恋愛
- 自信や自己信頼を高める
- 経済的な成功 など
なぜビジョン心理学は効果的なのか?

ビジョン心理学が「幸せ」や「ビジョン」の実現に効果的な理由は、心理学とスピリチュアリティを統合したからです。
それまでの心理学では、感情をリリースして、癒すのに、何年・何十年もかかることも多かったのですが、心理学とスピリチュアリティの統合により、短期間で幸せやビジョンの実現を阻んでいる悪循環のパターンを変えられるようになりました。
ここにビジョン心理学が「人の変化・成長」に効果的な理由があります。つまり今と未来を扱うことで、人は過去を癒し、問題を解決し、幸せやビジョンを実現できるのです。
そのために下記のようにアプローチします。
- ビジョン(より良い未来や幸せ)を描く
- 三角形モデル(※1)を使い「ビジョンの実現を止めている罠」を見つける
罠とはビジョンの実現を阻む悪循環のパターンと、パターンの大元にあるネガティブ感情を指します。 - ジョイニングセッション(※2)により、悪循環をつくる感情を癒やし、罠を抜ける
ネガティブな感情を癒すことで悪循環のパターンが変わります。 - 本来持っている才能に気づき、ビジョンの実現に向かう
自分の才能に気づくことで、幸せやビジョンの実現に向け、より良い行動を取れるようになります。
こうしたアプローチにより、どのような分野(ビジネス、人間関係、家族、お金、セクシャリティ、健康など)であっても、「目覚ましい進化成長」ができ、様々な困難を超え、幸せやビジョンの実現に向かえるのです。
そして皆さん、自分が大事にしたい分野で、道を示し、人を勇気づけ、他者と一緒に何かを作り出す「創造的なリーダー」となっていきます。
※1.三角形モデルとは
三角形モデルは、「心理学・無意識・潜在意識・スピリチュアリティ」などをより入れ、人の成長を4ステージ・12段階に分類したものです。
例えば、人が問題に直面した時、自分が今、どのステージ・どの段階にいるのか?何が課題で、どんな罠にハマっているのか?抜け出すポイントは何か?を体系化しています。
※2.ジョイニングセッションとは
ビジョン心理学を大きく進化・発展させたセッションの方法です。レンシー・スペザーノ夫人(リハビリテーションカウンセリングの博士)が考案した、感情をリリースするセッション方法です。
それまでの心理学では開放するのに、何年・何十年もかかった感情のリリースを短期間で、効果的に行うことができます。
ビジョン心理学の誕生秘話「なぜスピリチュアリティを統合したか?」

ビジョン心理学は、1970年代にチャック・スペザーノ博士により誕生し、世界に広がりました。
当時、チャック・スペザーノ博士は、アメリカ政府が作った「ベトナム帰還兵・社会復帰チーム」のドクターとして、精神的に障害を抱えた兵士に「リハビリ・プログラム」を行っていました。
しかし戦争の長期化で、復帰チームの予算は減り、兵士に与えられるリハビリ期間が、1年から半年、3ヶ月と減っていったのです。
復帰チームは、今のままでは「十分な心の癒やし」を提供できないと考え、効果的なものは何でも取り入れる決断をしました。
社会復帰できた兵士とそうでない兵士は何が違ったのか?
試行錯誤を繰り返す復帰チームは、ある調査をきっかけに心理学とスピリチュアリティの統合を決めました。
実はリハビリにより早く復帰できた人、中毒症状へのリバウンド率が少ない人たちを調べたところ、心を癒やし、社会復帰できた兵士たちは共通して、下記のような「ビジョン」を持っていたのです。
- 田舎に帰って農業をする
- 学校の先生になる
- 恋人と結婚したい など
一方でビジョンがなかった兵士たちは、薬物中毒、アルコール依存、暴力、犯罪など、様々な問題を引き起こし、社会問題になっていたのです。
そこでチャック・スペザーノ博士は、下記のように考えました。
「ビジョン(未来に対する希望)を持っている人は直るのが早い。ならばビジョンを持てるようにすればいい」
それ以降
- どうやったらビジョンを持てるのか?
- もしビジョンを持たせられなかった場合、その原因は何か?
ということを明確にするために取り組み、試行錯誤の中で心理学とスピリチュアリティを統合していったのです。こうしてビジョン心理学が誕生しました。
※その後、レンシー・スペザーノ夫人(リハビリテーションカウンセリングの博士)と結婚し、婦人が考案した、ジョイニングセッションを取り入れることによって、大きく進化・発展しました。
現在も創始者であるチャック・スペザーノ博士は、自ら開発を続けているため、最先端かつ、進化し続ける心理学と言えるでしょう。
ビジョン心理学 3つの柱

ビジョン心理学は、リレーションシップ、リーダーシップ、スピリチュアリティという3つの柱があります。
どれも幸せやビジョンの実現に向け、とても大切な要素です。それぞれをご紹介していきます。
リレーションシップ
ビジョン心理学におけるリレーションシップ(人間関係)とは、私達の癒やしや幸せに不可欠な要素で、変化や成長の道として活用します。
また、人間関係だけなく、人生におけるあらゆる領域の関係性も含まれます。
例えば、
- 自分自身との関係性
- 家族関係
- 友人関係
- コミュニティでの関係性
- 肉体との関係
- お金との関係
- 異性やSEXとの関係(夫婦、恋愛など)
- 身体や健康との関係 など
これらのリレーションシップで起きている関係性や出来事は、「自分自身」や「他者」に対して信じていることを反映しています。
こうしたことが反映された出来事を見て、私達は「自分がどういう人間であるか?」「誰であるか?」を見つけることができます。
そして見つけられるからこそ
- 自分を癒やす
- 対立関係を改善する
- 自分や他者を許す
- 密かに持っている批判や恨みを手放す
- 自分を成長させる
ということが可能になるのです。
リーダーシップ
ビジョン心理学におけるリーダーシップとは、下記のような人に手を差し伸べるということです。
- 自分に助けを求めている人
- 「この苦しい私の助けを必要としているのは誰か?」と自分自身に問いかけた時に心に浮かんでくる人
そして「選択的に反応し、助けを求める声に耳を傾け、その人と繋がっていく。そうすると、他の人への模範となり、先に進む道を示すことができます。ですのでビジョン心理学でいうリーダーは、誠実で、魅力に溢れている人と表現されます。
自分の強みや才能を他者に分かち合うことで、「自分はどの分野でリードしていくリーダーであるのか?」ということがわかってきます。
スピリチュアリティ
私達は肉体ではなく、実はスピリットであるという気づきが、私達の人生の旅を変えてくれます。
この世に生まれてきた目的を達成することで、人生はより簡単で優しく、楽しくなっていくのです。
ビジョン心理学は、霊的存在としての私達自身の経験と理解を深めてくれるのを助けてくれます。あらゆるものがスピリットであり、自分自身が大いなる存在の一部であるという理解に到達することができることを教えてくれます。
人生の出来事を通して、自分たちが霊的な自分であるということを認識し、それと繋がり、私達自身の意識が目覚めていく。そのようにあなたが心から求めていた霊性というものがここにあります。
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